2022/10/08空沼岳をレポートしました。
入山は少し遅く9時を回っていました。
空沼岳の登山は、頂上まで登って帰ってくるまで6時間弱かかります。
明るいうちに下山するためには10時までに入山する必要があります。
天気は素晴らしく鮮やかな紅葉の景色を期待して入山しました。
2日前に札幌市内の早朝の気温が3.5℃を記録していたので、山間部では氷点下になっていたものと考えていました。
それでも紅葉は見られ、時期的には少し早いくらいかと思いながら入山しました。
登山道は落葉が敷き詰められて、明るい登山道であったのは確かです。
登山開始 → 万計沼へ
万計沼 “bankei-numa (bankei-pond)”
万計沼に着いたのは11時過ぎです。
真簾沼までは1.6km
目指す空沼岳までは3.5km
すぐに大きな雲にお日様は隠れ。
色鮮やかな湖畔の風景を写真に収めることができません。
それでも全般的にはここまでの景色は色鮮やかな紅葉を楽しむことができました。
真簾沼(まみすぬま)へ
さて次は真簾沼へ向かいます。
真簾沼へ向かう道は景色が一変していました。
高山帯に入り、大部分の広葉樹が落葉していました。
かろうじて葉をつけているのはミネカエデです。
明るい黄色が寒々しさをなだめていました。
真簾沼(まみすぬま)
11時30頃、真御簾沼に到着です。
ここでは日差しも衰えていました。
広々とした湖の様な風景です。
万計沼とは一変する景色です。
鳥の鳴き声なども聞こえないシンとした寂しげな風景でした。
ここを出発し、一路、空沼岳へ向かいます。
空沼岳へ
真御簾沼を出るとすぐに一山超えます。
岩場の登りです。
それでもロープ場などはありません。
ときどき足を止め真簾沼を振り返ります。
やまの峰あたりではダケカンバとエゾマツの混合帯になっています。
林床はクマザサ。
ダケカンバは既に落葉しています。
おかげでときどき木々の隙間から下界を望むことができました。
夏場はもっと鬱蒼とした登山道なのだと思います。
空沼岳の頂上付近になるとハイマツ帯に変わります。
岩場を登り、そこを抜けると頂上です。
空沼岳頂上
ほぼ13時、登頂!です。
札幌の八剣山も見えます。
留寿都方面は羊蹄山、尻別岳が見えます。
天気は曇り空に変わっています。
予想とは異なり、ダケカンバ帯までは落葉済みです。
素晴らしい景色です。
頂上はハイマツ帯 → ダケカンバ・エゾマツ混合帯 → 雑木・エゾマツ・トドマツ混合帯 …と続いている
ここから3時間あまりをかけて下山しました。
16時15分登山口に到着しました。
次回は花咲く春に登りたいです。