恵庭岳登山の紅葉レポートを掲載致します。
- 支笏湖畔から車で走って5分ほどのところに登山道入り口あり。
- 登山道入り口標高
- 登り → 下り 昼食・撮影 通して5時間40分の工程。
- 立入禁止区域があり頂上迄は行くことができません。
- 急斜面が多い。
- ロープ場は最大20m程の長さがあり、自分の体重を支える腕力も必要。
- 登山靴、グラブは必須。
- 2022/10/20の記録です。
この日の数日前から支笏湖周辺の紅葉が見頃だと言う情報を得ていました。
標高が高いので、すぐに紅葉は終わってしまいそうだし、まして登山となると既に終了している可能性さえありました。
考えてるよりやろうと決意し行ってきました。
2022/10/20の8時過ぎ、札幌を出発。1時間ほどで支笏湖に着きます。
北海道道(ほっかいどうどう)支笏湖線を通り、支笏湖へ向かいます。
支笏湖のほとりから5分ほどのところに登山道入り口があるのです。
札幌から登山道へ向かう道のりで、8号目あたりから上に冠雪があるのを見ました。
初冬の様です。
上層は無理かな?と思いながら。
登山道入り口
登山道入り口付近は紅葉真っ盛りでした。
天候も素晴らしく、オコタンペ湖の姿を想像しながらの登山です。
服装に迷いがありましたが、セットアップで中綿入りのゴアで入山しました。
暑くてすぐに脱ぎました。
中腹付近
中腹の紅葉は終盤を迎えています。
上層部
上層部分は岩場です。
心配していた積雪はだいぶ溶けて登山道には殆ど残っていません。
頂上到着
(※このブログでは行ける所迄を頂上と表現することがあります。)
頂上付近に辿り着きました。
この先は崩落危険のため立ち入り禁止です。
ここ数年来、頂上迄は行けません。
来た道、登山道を振り返ります。
支笏湖の湖畔から伸びる水無し川の線、中央当たりが登山道入り口です。
頂上からの支笏湖は絶景です。
空沼岳の方向を望みます。(10日前の2022/10/08に空沼岳を登りました)
雲行きが怪しくなってきました。
一番、見たかったオコタンペ湖。
この頃から天気が急変し、陽光の湖は拝することはできませんでした。
まあ、それでも目的達成です。
七色の表情を見せるというオコタンペ湖ですが、今回はシルバーです。
下山
頂上では風が出てきたので恐怖を感じました。
他の登山者は居ませんのでこの山にただひとりです。
事故が無い様に注意して下山しなければなりません。
頂上を降りて数歩で浮石に足をすくわれ尻もちをついてしまいました。
ここで尻もちをついておいて良かったです。
気が焦っていたのでしょう。
一呼吸おいて、注意事項を唱えてゆっくり下山することにします。
下山のルートでは中腹辺りまで強風が吹き荒れていました。
下層部のこの落ち葉の道あたりまで来るとなんとか無事にという気持ちになりました。
登山道入り口付近には登山者の善意の恩恵を受けている石があります。
斜面でころげそうなところを『ほお杖』を入れて支えてくれているのです。
登山記録に下山の印を入れ登山終了です。
今回の登山はシーズン最後を想い入山してきました。
美しい自然景観を楽しむことができました。
[…] 支笏湖の南方ほとりに風不死岳(ふっぷしだけ)と抱き合わせる様に位置しています。 […]